【2026-01-23】本日の爆上げ&急落銘柄まとめ | プライム市場ランキング分析

本日の相場概況

データ取得日時: 2026年01月23日 17:21

本日も日本市場は変動が大きく、特に値上がり銘柄と値下がり銘柄で明暗が分かれる結果となりました。上昇局面では国策に絡むテーマが注目される一方、決算発表の結果を受けた大幅下落も見られました。この大きな振れ幅から投資家心理の揺れ動きを感じる一日となりました。

🚀 本日の爆上げ銘柄トップ5

1位. 東洋エンジニアリング(株) (6330.T)

順位銘柄名コード始値高値安値終値出来高前日比
1位東洋エンジニアリング(株)6330.T4,7805,4804,7805,4802,769,000+705 (+14.76%)

### 1. ファンダメンタルズ・材料分析
個人投資家を中心とした短期資金が集中的に流入し、ストップ高まで買い進まれた。レアアース抽出技術やアンモニア関連といった国策に沿うテーマ性が材料視されている。東証による信用取引の臨時措置規制も発動されたが、これは過熱感の裏返しであり、むしろ投機的な注目度の高さを証明している。ファンダメンタルズの即時的な裏付けよりも、需給主導のマネーゲーム的様相が強く、材料への期待先行で買いが膨らんだ形だ。

### 2. テクニカル・チャート分析
始値が安値、終値が高値となる完全な「陽の丸坊主」を形成した。上下にヒゲが一切ない形状は、寄り付きから引けまで一貫して買い圧力が強かったことを示唆する極めて強い強気シグナルである。出来高が平均の0.6倍に留まったのは、早期にストップ高へ張り付き約定が制限されたためであり、潜在的な買い需要は旺盛だ。明日も上値追いが期待でき、心理的節目の6000円を目指す展開となる。下値支持線は本日形成した窓の上限付近となる。

2位. ユニチカ(株) (3103.T)

順位銘柄名コード始値高値安値終値出来高前日比
2位ユニチカ(株)3103.T3533963473905,564,800+34 (+9.55%)

### 1. ファンダメンタルズ・材料分析
本日の急騰は、未定としていた2026年3月期の経常利益見通しを前期比28%増益とする計画を発表したことが主因だ。市場が懸念していた先行きの不透明感が払拭され、明確な業績回復シナリオが好感された。加えて、構造改革の一環である事業売却の進展も強力な支援材料となっている。不採算事業の切り離しによる収益体質の改善期待が投資家の買い気を誘引しており、低位株特有の値軽さも相まって、個人投資家を中心とした短期資金が集中的に流入した。

### 2. テクニカル・チャート分析
始値353円から安値347円を経て一気に上昇し、実体が37円に及ぶ力強い大陽線を形成した。上下のヒゲが共に短く実体が長い形状は、始値から終値まで買い圧力が圧倒的であったことを示唆する。約9.5%の上昇幅はモメンタムの強さを如実に表しており、高値圏での引けは翌日以降の続伸を予感させる強いシグナルだ。目先は心理的節目となる400円台の回復が上値メドとなり、本日の始値水準である350円台が当面の下値支持線として意識される展開となる。

3位. 東邦亜鉛(株) (5707.T)

順位銘柄名コード始値高値安値終値出来高前日比
3位東邦亜鉛(株)5707.T1,6081,8401,5881,7306,557,700+120 (+7.45%)

### 1. ファンダメンタルズ・材料分析
本日の急騰は、銀相場の上昇が直接的な触媒となり、業績改善への期待感が一気に加速したことが主因だ。同社にとって銀は重要な収益源であり、市況高騰はダイレクトに利益を押し上げる。また、中国の輸出規制を背景としたレアアース関連への物色も波及し、非鉄セクター全体への資金流入が活性化した。既に昨年後半からEBITDA黒字化など業績底打ち感が台頭していた中、今回の外部環境の好転が再評価の決定打となり、投資家の強気姿勢を盤石なものにした。

### 2. テクニカル・チャート分析
直近平均の1.2倍という出来高急増を伴う大幅高は、強力なモメンタムを示す買いシグナルである。しかし、ローソク足形状には警戒も必要だ。実体122円に対し上ヒゲが110円とほぼ同等の長さがあり、高値1840円付近での利益確定売りおよび戻り待ちの売り圧力の強さを如実に示唆している。買い意欲は旺盛だが、上値の重さも確認された形だ。明日はこの上ヒゲ部分を消化できるかが焦点となる。上値メドは本日高値の1840円、下値支持線は窓埋め手前の1650円近辺と想定する。

4位. 東邦チタニウム(株) (5727.T)

順位銘柄名コード始値高値安値終値出来高前日比
4位東邦チタニウム(株)5727.T1,7741,8391,7511,7942,384,200+121 (+7.23%)

### 1. ファンダメンタルズ・材料分析
米系大手証券によるレーティング強気継続および目標株価の2,200円への引き上げ、さらには今期経常利益の9%上方修正が好感された。航空機向け需要の調整局面にあっても、報道された「26年後半からのスポンジチタン需要回復」観測や、触媒・化学品事業の成長性が投資家の安心感を醸成した。短期的な業績改善と中長期的な回復シナリオの双方が評価され、機関投資家を含む大口の資金流入を誘引した。

### 2. テクニカル・チャート分析
出来高が直近平均の2.1倍に急増し、前日比7%超の上昇を見せた点は極めて強い買いシグナルである。一方で、実体20円に対し45円という長い上ヒゲが出現したことは、1,800円台での戻り売り圧力の強さを示唆する。短期的にはこの上ヒゲ部分の消化に時間を要する可能性があるが、トレンドは上向いている。本日の始値付近を下値支持線とし、売りをこなしながら高値1,839円奪還を目指す展開となる。

5位. 第一稀元素化学工業(株) (4082.T)

順位銘柄名コード始値高値安値終値出来高前日比
5位第一稀元素化学工業(株)4082.T2,6683,1752,6182,9058,560,900+187 (+6.88%)

### 1. ファンダメンタルズ・材料分析
レアアース関連株への循環物色が強まり、テーマ性の高さから短期資金が集中したことが急騰の主因だ。特に東洋エンジニアリングアサカ理研など、希少金属に関連する銘柄群が一斉に動意づく中で、同社株にも思惑買いが波及した。また、年初に公表された自己株式取得の進捗も、需給面での安心材料として好感された。市場全体で資源安保への関心が高まる中、短期的な需給相場の様相を呈している。

### 2. テクニカル・チャート分析
出来高増を伴い安値から力強く切り返したが、ローソク足は実体(237円)を上回る長い上ヒゲ(270円)を残した。これは「流星」に近い形状であり、高値3175円付近での利益確定売りおよび戻り売りの圧力が極めて強いことを示唆している。しかし、前日比約7%高の大陽線で引けた点は、下値での根強い買い需要を表す。明日以降、2900円台を維持できれば再上昇の余地はあるが、割り込めば調整局面入りが懸念される。

😱 本日の急落銘柄トップ5

1位. 東京製鐵(株) (5423.T)

順位銘柄名コード始値高値安値終値出来高前日比
1位東京製鐵(株)5423.T1,6401,6401,4901,5271,851,700-114 (-6.95%)

### 1. ファンダメンタルズ・材料分析
決算速報における今期経常利益の7%下方修正が嫌気され、失望売りが殺到した。建設需要の停滞や鋼材市況の軟化が懸念される中、業績見通しの引き下げは収益性の低下を市場に強く印象付けた。特に、期待値の修正を迫られたことで、これまで株価を支えていた実需筋や機関投資家からの処分売りを誘発した要因となった。このネガティブ・サプライズにより、当面の業績回復シナリオに対する不透明感が支配的となっており、バリュエーション調整が進む展開となった。

### 2. テクニカル・チャート分析
始値が高値となる「上ヒゲのない大陰線」が出現しており、寄り付きから引けまで一貫して強い売り圧力が継続したことを示している。出来高が平時の2.7倍に膨らんでいる点は、下落トレンドの強さを裏付けると同時に、ストップロスの連鎖を示唆する典型的な売りシグナルだ。一時1490円まで売られた後に37円の下ヒゲを残したものの、実体の大きさを考慮すれば買い戻しの力は微弱である。1500円の節目攻防が意識されるが、戻り売り圧力は依然として強く、早期の底打ちは期待しづらい状況にある。

2位. レーザーテック(株) (6920.T)

順位銘柄名コード始値高値安値終値出来高前日比
2位レーザーテック(株)6920.T37,00037,20036,20036,4905,360,300-2240 (-5.78%)

### 1. ファンダメンタルズ・材料分析
本日の5%を超える急落は、米インテルの決算内容が嫌気され、半導体製造装置セクター全体に売りが波及したことが主因である。市場は外部環境の変化に過敏に反応したが、直近1Q決算で経常利益2.1倍増を達成している点や、米系大手証券が目標株価を37,700円へ引き上げた事実を踏まえれば、企業固有のファンダメンタルズは依然として強固だ。今回の下落は過剰反応による一時的な調整局面であり、好業績を背景とした中長期的な成長シナリオに変化はない。

### 2. テクニカル・チャート分析
前日終値から大きく値を消して寄り付き、そのまま安値を模索する陰線を形成したことは、極めて強い売り圧力を示唆している。出来高の増加(平均比1.1倍)を伴う下落は、短期筋の手仕舞いと狼狽売りが重なった証左だ。ただし、290円の下ヒゲは36,200円水準での買い意欲を暗示しており、売り一巡後は底堅さも見込める。短期的には心理的節目の36,000円が重要な下値支持線となり、ここを維持しつつ早期に37,000円台を回復できるかが焦点となる。

3位. リガク・ホールディングス(株) (268A.T)

順位銘柄名コード始値高値安値終値出来高前日比
3位リガク・ホールディングス(株)268A.T1,2981,3011,2411,2501,935,200-71 (-5.37%)

### 1. ファンダメンタルズ・材料分析
次世代半導体向け計測装置の発売や、第4四半期における業績の底打ち・急回復見通しといった強力な好材料が存在するものの、本日はそれらが「材料出尽くし」と捉えられ、利益確定売りが殺到した。直近の株価上昇局面で織り込まれていた期待剥落に加え、好ニュース発表のタイミングで売り浴びせられる典型的な「事実で売る(Sell the fact)」動きが嫌気された。個人投資家の買い予想ランキング上昇など根強い期待感はあるものの、本日の大幅安は大口投資家のポジション調整が優勢だったことを示している。AI半導体市場の拡大に伴う中長期的な成長シナリオは不変だが、目先は需給の悪化が懸念される。

### 2. テクニカル・チャート分析
始値1298円から終値1250円まで実体48円幅の大陰線を形成し、上ヒゲが極端に短い形状は、寄付き直後から引けまで一貫して売り圧力が強かったことを示唆する。通常、出来高急増(平均比1.3倍)を伴う長大陰線は強力な「売りシグナル」と解釈され、短期的な上昇トレンドの崩壊を意味する。下ヒゲが9円と限定的である点も、安値圏での買い戻し意欲の弱さを露呈している。当面の下値支持線として本日の安値1241円が意識されるが、ここを明確に割り込めば、心理的節目である1200円ラインまでの調整を余儀なくされるだろう。

4位. 霞ヶ関キャピタル(株) (3498.T)

順位銘柄名コード始値高値安値終値出来高前日比
4位霞ヶ関キャピタル(株)3498.T7,7107,7607,4507,450641,300-330 (-4.24%)

### 1. ファンダメンタルズ・材料分析
9-11月期(1Q)経常利益が3%増益で着地したものの、高成長を織り込んでいた市場の期待値には届かず、サプライズ欠如による「好材料出尽くし」として嫌気された。グロース株特有の高いバリュエーションに対する調整圧力が働き、利益確定売りが優勢となった形だ。また、国内最高水準の初年度年収提示による人材獲得策は長期的な成長意欲を示すが、短期的にはコスト増への懸念も一部で意識され、即座の株価支援材料にはなり得なかった。

### 2. テクニカル・チャート分析
始値から終値にかけて一方的に値を下げる「陰の丸坊主(安値引け)」を形成しており、下ヒゲが皆無である点は、大引けまで売り圧力が継続したことを強く示唆している。直近平均並みの出来高での急落は、押し目買い意欲の極端な減退を意味し、地合いの悪化が鮮明だ。明日は今日の実体が抵抗帯となり、上値メドは7,600円付近と重くなる一方、下値は心理的節目の7,200円〜7,000円ラインでの攻防が焦点となる。

5位. 古野電気(株) (6814.T)

順位銘柄名コード始値高値安値終値出来高前日比
5位古野電気(株)6814.T7,2807,4207,0607,0601,112,600-310 (-4.21%)

### 1. ファンダメンタルズ・材料分析
本日発表された第3四半期決算において、経常利益は32%増益と絶対値では堅調な成長を示したものの、市場コンセンサスを下回った点が強く嫌気された。かねてより造船・海運市況の好調さを背景に期待値が先行して高まっていたため、実績との乖離が失望売りを誘発した格好だ。時事通信等の報道にもある通り、好業績であっても市場予想未達を「材料出尽くし」と判断した機関投資家や短期筋の利益確定売りが膨らみ、需給が悪化したことが大幅安の主因である。

### 2. テクニカル・チャート分析
ローソク足は、一時7420円の高値を付けるも大引けにかけて急失速し、安値引けとなる「陰の丸坊主」を形成した。140円の長い上ヒゲは高値圏での強烈な売り圧力を示唆し、下ヒゲ皆無の形状は引け際まで売りが止まらなかったことを表す。直近平均の1.3倍に達した出来高急増を伴うこの大陰線は、極めて強い弱気シグナルである。翌営業日も売り優勢が続く公算が大きく、心理的節目の7000円を維持できるかが目先の下値支持線としての攻防ラインとなる。

📊 その他ランキング (6位〜10位)

値上がり銘柄 (6位〜10位)

順位銘柄名コード始値高値安値終値出来高前日比
6位アステリア(株)3853.T1,1601,2711,1601,2272,464,500+77 (+6.70%)
7位ジャパンマテリアル(株)6055.T1,7001,7401,6501,7192,318,600+94 (+5.78%)
8位(株)栃木銀行8550.T8739198689151,567,600+48 (+5.54%)
9位(株)ベクトル6058.T1,4531,5351,4501,529439,400+76 (+5.23%)
10位テイカ(株)4027.T1,3991,4751,3571,463472,100+66 (+4.72%)

値下がり銘柄 (6位〜10位)

順位銘柄名コード始値高値安値終値出来高前日比
6位タツモ(株)6266.T2,8832,9012,7932,810521,900-123 (-4.19%)
7位(株)タカミヤ2445.T481481463463194,100-18 (-3.74%)
8位イーグル工業(株)6486.T3,3153,3153,1803,255306,900-125 (-3.70%)
9位ユニオンツール(株)6278.T10,55010,62010,24010,240137,200-390 (-3.67%)
10位北海道電力(株)9509.T1,1441,1451,1071,1093,834,200-42 (-3.61%)

🎓 今日のワンポイント・ミニ講座

今日の学習テーマは「窓埋めの法則」です。「窓埋め」とは、株価が急上昇または急下降する際に、ローソク足の間に空間(ギャップ、すなわち「窓」)が生じ、後のトレードでその窓が巻き戻される現象です。これにより、窓の上限または下限まで再度価格が調整されると予想されます。例えば、本日値上がり1位の東洋エンジニアリング(株)は、始値終値が同じ「陽の丸坊主」を形成しましたが、下値支持線として「窓」の上限が意識される点に「窓埋め」が関係しています。

まとめ

明日は、今日の動きを引き継ぎつつも、新たな材料やニュースがどのように市場に影響を及ぼすかを注視していきましょう。